2013年09月10日 (火) | 編集 |
こんばんは。LiSAのとえだです。
チームリーダーの記事にもありましたが、昨日(もう昨日となってしまいました...)の午後、
新図書館構想WGに少し参加させていただきました。
私のような若輩者がお邪魔してしまい申し訳ありませんでしたが、
私が思っていること/シンポジウムを通して思うようになったことを
お話することができ、とても楽しかったです。ありがとうございました。
(自己満足に終わっていなければいいのですが...。)
それ以外の時間は、近くで行われている新図書館構想WGに聞き耳を立てながら
作成したポスターを修正&統合しつつ、pdfを作成していました。
今日も作成することでしょう。
メモリが足りない...!進まない...!
さてさて、今日のお話から始めてしまいましたが、
そして私用によりブログ投稿が遅れてしまい申し訳ありませんが、
シンポジウムの報告(とえだ編)を始めさせていただきます。
シンポジウムの流れについてはおのでらさんが書いてくださったので、
私は自分の思ったことについて書かせていただきます。
2日間のシンポジウムを通して、
「お茶大図書館/LiSAでもこんな企画やってみたい!」
「こんな考えもあるのか!」
等々、たくさんの発見と次へのアイディアをもらうことができたのですが、中でも
「お茶大図書館って○○なんだ!」
という発見がたくさんあったことが印象的です。
他の事例について知ることで、自分のところについて深く知ることができる
よくある話ですが、こんなにも強くそれを感じたのは初めてでした。
特に、ラーニングコモンズに関して、それを強く感じました。
WGでもお話させていただいたのですが、特にLiSAの方々にも知っていただきたいと思うので、
「そんなこと知ってる!」と思われる方には申し訳ありませんが、
ちょっと詳しく記事を残すことにします。
結構長くなってしまったため、追記にたたんでおきます。
そして、ラーニングコモンズ以外についての感想はまた別に記事を作ることにします。
セッション1の発表が当日を迎えるまで、についても記事を作りたいです。
(と公開することで、自分を追い込むことにします。)
お茶大のラーニングコモンズのお話をする前に、「ラーニングコモンズ」というものについての説明を。
実は、「ラーニングコモンズ」という言葉・スペースの定義はしっかりとはなされていません。
どうやら、以前は
「パソコンがあり、利用サポーターがいる」
ことが一つのポイントだったようですが、
現在は
「グループワークができる」
ことをポイントとしていることが多いそうです。
(詳しいことはわかりませんので、間違っていたら訂正していただけると幸いです)
では、お茶大のラーニングコモンズというと?
図書館1Fの、パソコンがずらーっと並んでいるスペース

がラーニングコモンズと呼ばれています。
しかし、先の定義から、同じく1Fにあり、ラーニングコモンズと繋がっている
キャリアカフェ

や、さらにそのキャリアカフェと繋がっている
ラウンジ

もラーニングコモンズと言ってよいのではないでしょうか。
私は、この2つも含めて「ラーニングコモンズ」と呼んでいる節があります。
ということで、この記事では、その2つを含め、
というより主にその2つ(特にキャリアカフェ)を指して、
「ラーニングコモンズ」
という言葉を使わせていただきます。
また、「グループ学習」という言葉を、一人で黙々と行う勉強、以外の学習全般、
という少し広い意味で使わせていただきます。
お茶大にラーニングコモンズができたのは5年以上前で、
私(現在2年生)が入学したころには、すでにラーニングコモンズはグループ学習の場として、
そして学生の憩いの場として機能していました。
学生生活の中心、とまで言ってしまうとさすがに言い過ぎだとは思いますが、
それに近い役割を図書館1F全体、ラーニングコモンズが担っているように思えるのです。
そんな状態を1年半当たり前として受け入れていたのですが、
今回シンポジウム(特にセッション4のワールドカフェ)に参加して、
「どうやらそれは当たり前ではないらしいぞ?」
ということに気付きました。
「ラーニングコモンズで黙って一人で勉強する人が多い」
「学生協働がラーニングコモンズで話し合っていたらうるさいと苦情が来た」
という大学もあるそうなのです。
(もちろんお茶大のラーニングコモンズでも自習はokですし、している方もよく見かけますが。)
また、
「そもそも図書館に足を踏み入れてくれる学生が少ない」
というお話も伺いました。
これも私には意外なことでした。
もちろん、そう思っていないお茶大生の皆様もいらっしゃると思いますが、私は、
「お茶大の図書館に足を踏み入れる人は少なくない」
「ラーニングコモンズは、話しても良い、グループ学習のための場として機能している」
と感じています。
それは、なぜなのか?
いろいろな方とお話し、いくつかの理由を見つけることができました。それは、
1.立地が良い
2.図書館に足を踏み入れなければならない行事が用意されている
3.オープンなスペースと静かなスペースが分かれている
といったものです。もう少し説明を加えますと、
1.立地が良い
共通講義棟、学食が近く、お茶大生の行動範囲の中心近くに図書館が立っている
2.図書館に足を踏み入れなければならない行事が用意されている
履修登録で、図書館の(本当の意味での)ラーニングコモンズを使った方は多いのではないでしょうか?
一度入ることで、建物に入る抵抗感はかなり薄れると思います。
3.オープンなスペースと静かなスペースが分かれている
1Fがグループ学習に用いる、交流の場
2Fが静かに勉強し、本を読み、研究をする場
とわかりやすく分かれており、1Fの音が2Fに届かないため、
1Fでは気兼ねなくグループでの対話ができています。
シンポジウムで、「図書館は静かにしなくてはいけない空間だという意識が強くある」
という言葉を聞きましたが、お茶大の図書館の1Fは良い意味で「図書館ではない」のです。
いわゆる図書館の機能は2Fに任せて、仕切られているので、1Fはグループ学習のための空間である、と
学生が感じることができています。
『当館は、静寂な学習空間と、比較的オープンな空間とに、区別されています。』
これは私が少し前に読ませていただいた一文なのですが、シンポジウム中にこのフレーズが思い出されました。
...と、このような要因(そしてもちろん、図書館に関わる皆様の努力も!)があって、
お茶大図書館が、ラーニングコモンズがうまく動いているのだと感じました。
この利点をうまく残しながら、更にお茶大図書館を発展させていってほしい、
そして、私もその発展に関わっていきたいな、と思っております。
ラーニングコモンズと打ちすぎてよくわからなくなってきました。
元々私の書く記事は装飾が少ないというのに、追記は更に減ってしまっていますね...。
あ、改行も減っています。
読みづらい記事で申し訳ありませんが、明日の朝も早いので今日はこの辺りで失礼いたします。
おやすみなさい。
チームリーダーの記事にもありましたが、昨日(もう昨日となってしまいました...)の午後、
新図書館構想WGに少し参加させていただきました。
私のような若輩者がお邪魔してしまい申し訳ありませんでしたが、
私が思っていること/シンポジウムを通して思うようになったことを
お話することができ、とても楽しかったです。ありがとうございました。
(自己満足に終わっていなければいいのですが...。)
それ以外の時間は、近くで行われている新図書館構想WGに聞き耳を立てながら
作成したポスターを修正&統合しつつ、pdfを作成していました。
今日も作成することでしょう。
メモリが足りない...!進まない...!
さてさて、今日のお話から始めてしまいましたが、
そして私用によりブログ投稿が遅れてしまい申し訳ありませんが、
シンポジウムの報告(とえだ編)を始めさせていただきます。
シンポジウムの流れについてはおのでらさんが書いてくださったので、
私は自分の思ったことについて書かせていただきます。
2日間のシンポジウムを通して、
「お茶大図書館/LiSAでもこんな企画やってみたい!」
「こんな考えもあるのか!」
等々、たくさんの発見と次へのアイディアをもらうことができたのですが、中でも
「お茶大図書館って○○なんだ!」
という発見がたくさんあったことが印象的です。
他の事例について知ることで、自分のところについて深く知ることができる
よくある話ですが、こんなにも強くそれを感じたのは初めてでした。
特に、ラーニングコモンズに関して、それを強く感じました。
WGでもお話させていただいたのですが、特にLiSAの方々にも知っていただきたいと思うので、
「そんなこと知ってる!」と思われる方には申し訳ありませんが、
ちょっと詳しく記事を残すことにします。
結構長くなってしまったため、追記にたたんでおきます。
そして、ラーニングコモンズ以外についての感想はまた別に記事を作ることにします。
セッション1の発表が当日を迎えるまで、についても記事を作りたいです。
(と公開することで、自分を追い込むことにします。)
お茶大のラーニングコモンズのお話をする前に、「ラーニングコモンズ」というものについての説明を。
実は、「ラーニングコモンズ」という言葉・スペースの定義はしっかりとはなされていません。
どうやら、以前は
「パソコンがあり、利用サポーターがいる」
ことが一つのポイントだったようですが、
現在は
「グループワークができる」
ことをポイントとしていることが多いそうです。
(詳しいことはわかりませんので、間違っていたら訂正していただけると幸いです)
では、お茶大のラーニングコモンズというと?
図書館1Fの、パソコンがずらーっと並んでいるスペース

がラーニングコモンズと呼ばれています。
しかし、先の定義から、同じく1Fにあり、ラーニングコモンズと繋がっている
キャリアカフェ

や、さらにそのキャリアカフェと繋がっている
ラウンジ

もラーニングコモンズと言ってよいのではないでしょうか。
私は、この2つも含めて「ラーニングコモンズ」と呼んでいる節があります。
ということで、この記事では、その2つを含め、
というより主にその2つ(特にキャリアカフェ)を指して、
「ラーニングコモンズ」
という言葉を使わせていただきます。
また、「グループ学習」という言葉を、一人で黙々と行う勉強、以外の学習全般、
という少し広い意味で使わせていただきます。
お茶大にラーニングコモンズができたのは5年以上前で、
私(現在2年生)が入学したころには、すでにラーニングコモンズはグループ学習の場として、
そして学生の憩いの場として機能していました。
学生生活の中心、とまで言ってしまうとさすがに言い過ぎだとは思いますが、
それに近い役割を図書館1F全体、ラーニングコモンズが担っているように思えるのです。
そんな状態を1年半当たり前として受け入れていたのですが、
今回シンポジウム(特にセッション4のワールドカフェ)に参加して、
「どうやらそれは当たり前ではないらしいぞ?」
ということに気付きました。
「ラーニングコモンズで黙って一人で勉強する人が多い」
「学生協働がラーニングコモンズで話し合っていたらうるさいと苦情が来た」
という大学もあるそうなのです。
(もちろんお茶大のラーニングコモンズでも自習はokですし、している方もよく見かけますが。)
また、
「そもそも図書館に足を踏み入れてくれる学生が少ない」
というお話も伺いました。
これも私には意外なことでした。
もちろん、そう思っていないお茶大生の皆様もいらっしゃると思いますが、私は、
「お茶大の図書館に足を踏み入れる人は少なくない」
「ラーニングコモンズは、話しても良い、グループ学習のための場として機能している」
と感じています。
それは、なぜなのか?
いろいろな方とお話し、いくつかの理由を見つけることができました。それは、
1.立地が良い
2.図書館に足を踏み入れなければならない行事が用意されている
3.オープンなスペースと静かなスペースが分かれている
といったものです。もう少し説明を加えますと、
1.立地が良い
共通講義棟、学食が近く、お茶大生の行動範囲の中心近くに図書館が立っている
2.図書館に足を踏み入れなければならない行事が用意されている
履修登録で、図書館の(本当の意味での)ラーニングコモンズを使った方は多いのではないでしょうか?
一度入ることで、建物に入る抵抗感はかなり薄れると思います。
3.オープンなスペースと静かなスペースが分かれている
1Fがグループ学習に用いる、交流の場
2Fが静かに勉強し、本を読み、研究をする場
とわかりやすく分かれており、1Fの音が2Fに届かないため、
1Fでは気兼ねなくグループでの対話ができています。
シンポジウムで、「図書館は静かにしなくてはいけない空間だという意識が強くある」
という言葉を聞きましたが、お茶大の図書館の1Fは良い意味で「図書館ではない」のです。
いわゆる図書館の機能は2Fに任せて、仕切られているので、1Fはグループ学習のための空間である、と
学生が感じることができています。
『当館は、静寂な学習空間と、比較的オープンな空間とに、区別されています。』
これは私が少し前に読ませていただいた一文なのですが、シンポジウム中にこのフレーズが思い出されました。
...と、このような要因(そしてもちろん、図書館に関わる皆様の努力も!)があって、
お茶大図書館が、ラーニングコモンズがうまく動いているのだと感じました。
この利点をうまく残しながら、更にお茶大図書館を発展させていってほしい、
そして、私もその発展に関わっていきたいな、と思っております。
ラーニングコモンズと打ちすぎてよくわからなくなってきました。
元々私の書く記事は装飾が少ないというのに、追記は更に減ってしまっていますね...。
あ、改行も減っています。
読みづらい記事で申し訳ありませんが、明日の朝も早いので今日はこの辺りで失礼いたします。
おやすみなさい。
この記事へのコメント
とえださん、昨日は新図書館構想のWGで報告/発言していただき、ありがとうございました!
●自分なりのラーニングコモンズの定義を述べた上で
●機能しているとはどういうことか、なぜ機能しているのか、もっと機能させるにはどうすればよいのか
について、とえださん自身の考えをとてもクリアに語っていただけて、ありがたかったです。
他にも、いわゆる「伝統的な図書館機能の活用も視野に入れるのか」「蔵書構成はいかにあるべきか」などなど、いくつか「もやもや」した課題も残っていますので、そのもやもやを何とか形にしていきたいですね。
●自分なりのラーニングコモンズの定義を述べた上で
●機能しているとはどういうことか、なぜ機能しているのか、もっと機能させるにはどうすればよいのか
について、とえださん自身の考えをとてもクリアに語っていただけて、ありがたかったです。
他にも、いわゆる「伝統的な図書館機能の活用も視野に入れるのか」「蔵書構成はいかにあるべきか」などなど、いくつか「もやもや」した課題も残っていますので、そのもやもやを何とか形にしていきたいですね。
2013/09/11(水) 09:14:00 | URL | 森いづみ #-[ 編集]
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