お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。
まだ秋です。(LiSAたにの勝手に読書案内)
2010年10月22日 (金) | 編集 |
こんちは。LiSAたにです。
一応卒論中の身ということでLiSA業務お休み中なのですが、
ブログチェックだけはやってます。
(すずき嬢国会図書館見学報告ありがとう


10月も後半にはいりまして、それなのに涼しくなったのがやっと最近なもんだから、
「あれ、もうすぐ11月?そうか…え、もう?」という感じで、
今年があと二か月ほどしか残ってないということに焦りを禁じえません。
このままだと知らぬ間に、大好きな秋もどっかに行ってしまいそうです。


てなわけで。
まだまだ秋は終わっちゃいません寧ろこれからでしょうよ、
という気持ちを込めて、最近読んでよかった本をご紹介したいと思います。

「読書の秋」がベタだなんていうそこのあなた。
いやいや、結局ベタが一番いいんですよ。
ハー●ンダッ●でも、ソルティなバターだとかキャラメルなマキアートだとか並んでても、
結局抹茶とかクッキー&クリームに落ち着くでしょ。そういうことですよ。


では以下に三冊ご紹介します。


 『東京日記 1・2』(川上弘美著/平凡社)     
     
      敬愛する先輩、川上弘美さんのエッセイ。
     1と2、それぞれに「卵一個ぶんのお祝い。」「ほかに踊りを知らない。」
     というタイトルが付いています。
     全部ほんととは限らない、彼女の世界が広がっています。
     個人的には女性作家で一番好きです。



 『図書館を演出する 今、求められるアイデアと実践』(丸元郁子監修/尼川ゆら ほか著/WEプロデュース>  
     
      書館をただ本を借りて読むだけの場所ではなく、
     図書館という「場」を生かしてその可能性を広げていこう
     という意欲的な活動やその指針を紹介。
     私が一番驚いたのは、図書館をもっとよくするこつがいくつも出てくるのですが、
     そのほとんどをお茶大図書館が実践していたことでした。
     色々と興味深いことが書かれてましたが、一番重要なのは
     「図書館が外にむかって心を開くこと」
     この一点に尽きるのではないかと思いました。
     LiSAもこうした活動に少しでも貢献できていれば嬉しいです



 『知的創造のヒント』(外山滋比古著/ちくま学芸文庫)     
     
      茶大名誉教授外山先生。
     今度の徽音祭にはゲストでお越し下さるそうです。
     『思考の整理学』が東大京大で一番読まれたとかで話題でしたが、
     (これもお茶大にあります)
     どの本も読みやすく、それでいて物事の核心をつかれてらっしゃるので
     分かった気になっちゃうんですけど、
     そこから自分の考えを発展させていくことこそ必要なのだと思い知らされます。



もちろんどの本もお茶大図書館で借りることができますよ。
是非手に取ってみてくださいね。

そして新期LiSAのみなさま!
本や図書館、LiSA業務に関することなら何でもいいので、ブログ投稿よろしくお願いします。


では本日はこれにて。

LiSAたにがお送りしました。
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コメント
この記事へのコメント
おひさしぶりです(^^)
たにさん、そしてみなさま

おひさしぶりです。

『図書館を演出する』を読んで、私も同じ感想を持ったのですが、<「そのほとんどをお茶大図書館が実践していたことでした。」
自分で言うのもなんだしなぁ・・・と(めずらしくも)謙虚にしておりましたが、たにさんの書き込みを読んで、とても嬉しくなり、この数カ月の心労・疲労が一気に晴れる思いです。
元気をいただいてありがとうございました。

たにさんも卒論頑張ってくださいまし。
2010/10/22(金) 11:41:01 | URL | もできりこ #-[ 編集]
お久です。
もできさん、コメントありがとうございます。
相変わらずお忙しそうですが、体調など崩されてませんか?
『図書館~』は、もできさんが書いたんじゃないかと思うような内容でした(笑)
私も卒論かりかり頑張ります。
お互い日々元気でやりましょう(^^)
2010/10/22(金) 21:06:50 | URL | たに #-[ 編集]
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