2014年09月17日 (水) | 編集 |
学生協働ワークショップの記事の合間に失礼いたします、
LiSA OGのたしろです。
先日一年間の留学生活を終え、帰国しました
海外の様々な図書館の見学を通して、本の並べ方が違うなど、
今まで持っていた価値観がひっくり返されたり…
日本資料図書館連絡会など、
海外でも日本の資料を利用しやすいように図書館間で協力している場を
見ることができたり…
海外では貴重な経験がたくさんできました!
これらの経験は、これからの私の進路にも大きく影響してきそうです…
10月からはLiSAに復帰して、また色々と活動していきたいと思います
(実はもり課長にお招き頂き、既に学生協働ワークショップにも参加しました
)
全10回の図書館見学海外編、ここまで読んでくださりありがとうございました!
これからもLiSAブログをどうぞよろしくお願いします
LiSA OGのたしろです。
先日一年間の留学生活を終え、帰国しました

海外の様々な図書館の見学を通して、本の並べ方が違うなど、
今まで持っていた価値観がひっくり返されたり…
日本資料図書館連絡会など、
海外でも日本の資料を利用しやすいように図書館間で協力している場を
見ることができたり…
海外では貴重な経験がたくさんできました!
これらの経験は、これからの私の進路にも大きく影響してきそうです…

10月からはLiSAに復帰して、また色々と活動していきたいと思います

(実はもり課長にお招き頂き、既に学生協働ワークショップにも参加しました

全10回の図書館見学海外編、ここまで読んでくださりありがとうございました!
これからもLiSAブログをどうぞよろしくお願いします

2014年08月06日 (水) | 編集 |
こんにちは、LiSAOGのたしろです。
図書館見学海外編!
今回は、旅行先で訪れた2つの図書館についてご紹介したいと思います
◯大英図書館(ロンドン)
イギリスの国立図書館です。イギリスとアイルランドで出版されたすべての文献(あるいはそのコピー)を所蔵しています。
また、ギャラリーではマグナカルタなどの歴史的遺産を見ることができます!
日本の絵巻物もありました
日本の国会図書館と同じように、蔵書の利用には登録が必要なのですが、
ギャラリーや公共イベントなどがあるので、私のような観光客でも楽しめました!
URL(英語):http://www.bl.uk/#
◯国立図書館(ウィーン)
オーストリアの国立図書館です。
特に有名なのが、プルンクザールと呼ばれる大広間!世界で最も美しいバロック様式の図書室として知られています。
大広間の両側壁一面に古書が並ぶ様は圧巻でした…!
URL(英語またはドイツ語):http://www.onb.ac.at/
皆さんも、ロンドンまたはウィーンを訪れる機会がありましたら、是非この2つの図書館に行ってみて下さい!
図書館見学海外編!
今回は、旅行先で訪れた2つの図書館についてご紹介したいと思います

◯大英図書館(ロンドン)
イギリスの国立図書館です。イギリスとアイルランドで出版されたすべての文献(あるいはそのコピー)を所蔵しています。
また、ギャラリーではマグナカルタなどの歴史的遺産を見ることができます!
日本の絵巻物もありました

日本の国会図書館と同じように、蔵書の利用には登録が必要なのですが、
ギャラリーや公共イベントなどがあるので、私のような観光客でも楽しめました!
URL(英語):http://www.bl.uk/#
◯国立図書館(ウィーン)
オーストリアの国立図書館です。
特に有名なのが、プルンクザールと呼ばれる大広間!世界で最も美しいバロック様式の図書室として知られています。
大広間の両側壁一面に古書が並ぶ様は圧巻でした…!
URL(英語またはドイツ語):http://www.onb.ac.at/
皆さんも、ロンドンまたはウィーンを訪れる機会がありましたら、是非この2つの図書館に行ってみて下さい!
2014年06月30日 (月) | 編集 |
こんにちは、LiSAOGのたしろです
図書館見学海外編!
今回は、ハンブルク大学付属図書館(http://www.sub.uni-hamburg.de/home.html)の
見学レポです!
前回の投稿でご紹介した、日本資料図書館連絡会の定例会議に先立って、
会場のハンブルク大学の付属図書館を見学しました。
この大学図書館がすごいのは、設備!
まず、カーペットの色や照明にまで気を遣って、利用者が快適に図書館を利用できるように工夫している、という点。私の中で一番印象に残っています。
ケルン大学の日本学科図書室で勉強している時にも感じることなのですが、
きれいな場所で資料を閲覧できることは、利用者にとってすごくありがたいですよね!
そして、この図書館には天井の高いホールもあります。
講演会や音楽の演奏会などが開かれるそうです。すごいですねぇ…
また、個人的には、日本文学関連の資料がたくさん所蔵されている(ハンブルク大学には日本学科があり、文学を専門にされている先生がいらっしゃるからです)ことが嬉しかったです

図書館見学海外編!
今回は、ハンブルク大学付属図書館(http://www.sub.uni-hamburg.de/home.html)の
見学レポです!
前回の投稿でご紹介した、日本資料図書館連絡会の定例会議に先立って、
会場のハンブルク大学の付属図書館を見学しました。
この大学図書館がすごいのは、設備!
まず、カーペットの色や照明にまで気を遣って、利用者が快適に図書館を利用できるように工夫している、という点。私の中で一番印象に残っています。
ケルン大学の日本学科図書室で勉強している時にも感じることなのですが、
きれいな場所で資料を閲覧できることは、利用者にとってすごくありがたいですよね!
そして、この図書館には天井の高いホールもあります。
講演会や音楽の演奏会などが開かれるそうです。すごいですねぇ…
また、個人的には、日本文学関連の資料がたくさん所蔵されている(ハンブルク大学には日本学科があり、文学を専門にされている先生がいらっしゃるからです)ことが嬉しかったです

2014年05月30日 (金) | 編集 |
2014年03月12日 (水) | 編集 |
こんにちは、LiSAOGのたしろです
ケルン文化会館図書館見学レポの続きです。
いくつかトピックをあげてレポートしようと思います。
◯蔵書データ
ケルン文化会館図書館の蔵書データは、国立情報学研究所の書誌データベース「CiNii」で調べられるようになっています。
また、今年1月下旬からは、ケルン大学共同目録「KUG」でも蔵書検索が可能になりました。
◯ILL(文献複写・図書貸借などのサービス)
ILLの対象はドイツ語圏のみならず、欧州各国・日本まで及んでいます。
ただ、日本との図書貸借は、申込や輸送が円滑にいかないことが多いのが現状のようです。
日本の大学図書館がなかなか海外まで本を貸してくれない、というのも困っている点だそうです…
(日本と海外との図書貸借がよりスムーズになれば、海外の人たちに日本のことをもっと知ってもらえるのではないでしょうか??)
◯他の図書館との連携
ドイツ語圏の日本専門図書館・大学の日本学科図書館との協力関係を保つために、
日本資料図書館連絡会(Arbeitskreis Japan-Bibliotheken)という会があります。
会議(年2回)やメーリングリストで、情報交換を行っているそうです。
(充実したサービスのためには、こういった横のつながりがとても大事なのですね。)
今回の見学で、海外にある日本の図書館は、海外の人たちに日本についての正確な情報を届けるために、とても重要な役割を持っているのだなぁと感じました。
以上、ケルン文化会館図書館見学レポでした!

ケルン文化会館図書館見学レポの続きです。
いくつかトピックをあげてレポートしようと思います。
◯蔵書データ
ケルン文化会館図書館の蔵書データは、国立情報学研究所の書誌データベース「CiNii」で調べられるようになっています。
また、今年1月下旬からは、ケルン大学共同目録「KUG」でも蔵書検索が可能になりました。
◯ILL(文献複写・図書貸借などのサービス)
ILLの対象はドイツ語圏のみならず、欧州各国・日本まで及んでいます。
ただ、日本との図書貸借は、申込や輸送が円滑にいかないことが多いのが現状のようです。
日本の大学図書館がなかなか海外まで本を貸してくれない、というのも困っている点だそうです…
(日本と海外との図書貸借がよりスムーズになれば、海外の人たちに日本のことをもっと知ってもらえるのではないでしょうか??)
◯他の図書館との連携
ドイツ語圏の日本専門図書館・大学の日本学科図書館との協力関係を保つために、
日本資料図書館連絡会(Arbeitskreis Japan-Bibliotheken)という会があります。
会議(年2回)やメーリングリストで、情報交換を行っているそうです。
(充実したサービスのためには、こういった横のつながりがとても大事なのですね。)
今回の見学で、海外にある日本の図書館は、海外の人たちに日本についての正確な情報を届けるために、とても重要な役割を持っているのだなぁと感じました。
以上、ケルン文化会館図書館見学レポでした!
2014年03月04日 (火) | 編集 |
こんにちは、LiSAOGのたしろです
図書館見学海外編!
今回は国際交流基金ケルン日本文化会館図書館の見学レポです。
見学にあたっては、主任司書の蓮沼さんに色々とお話を伺うことができました。
(蓮沼さん、ありがとうございました!)
ケルン日本文化会館は、1969年に設立されました。
なぜケルンに設立されたのかというと、
立地条件の良さ(当時の首都ボンや、州都であるデュッセルドルフから近い)や、
既に数カ国の文化会館の所在地であったことなどが理由だそうです。
図書館では、ドイツ語圏における日本文化の理解促進・日本語学習者や日本学研究者の支援のために、約2万4千点の資料を揃えています。
さて、私が気になっている本の並べ方ですが、
ここでは一部を除いてNDC(日本十進分類法)で並べられていました。
資料は日本語の他、ドイツ語や英語で書かれたものもありますが、
あえて区別せずに並べているそうです。
そして、この図書館ではマンガを借りることができます!
2011/12年度から、日本のポップカルチャーを理解してもらったり、日本語学習に役立ててもらったりするために、マンガ・アニメDVDなどを置くようになりました。
これらの資料は、来館時にすぐ目につくように、入口近くに並べられています。
(入ってすぐの目立つ所に何を配置するか?工夫することで、より魅力的な図書館になるのですね!)
今回はここまで!
インターネットの活用や他の図書館との連携など、興味深い話がまだまだあるので、
次回はそれらについて書きたいと思います

図書館見学海外編!
今回は国際交流基金ケルン日本文化会館図書館の見学レポです。
見学にあたっては、主任司書の蓮沼さんに色々とお話を伺うことができました。
(蓮沼さん、ありがとうございました!)
ケルン日本文化会館は、1969年に設立されました。
なぜケルンに設立されたのかというと、
立地条件の良さ(当時の首都ボンや、州都であるデュッセルドルフから近い)や、
既に数カ国の文化会館の所在地であったことなどが理由だそうです。
図書館では、ドイツ語圏における日本文化の理解促進・日本語学習者や日本学研究者の支援のために、約2万4千点の資料を揃えています。
さて、私が気になっている本の並べ方ですが、
ここでは一部を除いてNDC(日本十進分類法)で並べられていました。
資料は日本語の他、ドイツ語や英語で書かれたものもありますが、
あえて区別せずに並べているそうです。
そして、この図書館ではマンガを借りることができます!
2011/12年度から、日本のポップカルチャーを理解してもらったり、日本語学習に役立ててもらったりするために、マンガ・アニメDVDなどを置くようになりました。
これらの資料は、来館時にすぐ目につくように、入口近くに並べられています。
(入ってすぐの目立つ所に何を配置するか?工夫することで、より魅力的な図書館になるのですね!)
今回はここまで!
インターネットの活用や他の図書館との連携など、興味深い話がまだまだあるので、
次回はそれらについて書きたいと思います
